AORという音楽ジャンルを知ったのは学生時代。
94年に洋楽マニアの友人に教えてもらっての事。
彼からは、実に多くの音楽についての知識を得ました。
実は、東京で一番最初に仲良くなった友人で、名前は南くん!
とにかく、死ぬほどいっしょにレコ屋を廻りました。
HMV、タワレコ、WAVE、レコファン、渋谷のレコード屋、高田馬場なんかのレコード屋、新宿のレコード屋。
とにかく、バカみたいにレコード屋をまわりました!
J.D. Souther(ジョン・デヴィッド・サウザー)を聴くようになったのも友人に勧められてでした。
当時私が持っていたAORのイメージは「大人の洗練されたロック」「静かなテーブルミュージック」といったところです。
Wikipediaによると
AOR(エーオーアール)とは、アルバム・オリエンテッド・ロック(Album-Oriented Rock)、もしくはアダルト・オリエンテッド・ロック(Adult-Oriented Rock)の略語で、ポピュラー音楽のジャンルの一つである。
アルバムに1枚通しての音楽表現だったり、大人の音楽という意味らしいです。
概ねあってるように思います。
Wikipediaによると、私の好きなミュージシャンではスティーディダン、トト、ドナルドフェイゲン、ドゥビーブラザーズなんかがAORにカテゴライズされるようです。
帯に歌詞をのせれちるという珍しい仕様です。
アルバムタイトルのユア・オンリー・ロンリーは1曲目に収録!
最初から全力!!
なんとも、いい歌声と落ち着いた優しいサウンド。
『ユア・オンリー・ロンリー』これは、本当に夜ゆったりと聴くのにいいです。
切なくも優しい音楽とはまさにこの事です。
「寂しければ名前を呼んで」そう言える優しさ!!
僕がそばにいるとか、僕を呼び出してとか、愛してるとか、好きとか、そういうんじゃなく、
あくまで「名前を呼んで」という包容力!!
『何かあった時は僕がいるから大丈夫だよ』と言える本当の優しさに満ちた歌詞は素晴らしいと心から思うし、「カッコいい」ってそういう事だと思ってしまう。
まさに、魔法のような曲です。
この曲を知ってる事が嬉しいし、未だこの曲を知らない誰かがこの曲を知って好きになってくれれば本当に嬉しいです。