そのセリフの一言、一言が実に深い。
宮崎駿の傑作「風立ちぬ」
戦闘機や戦車、メカが好きで描くけど、戦争反対と言う矛盾を抱えた宮崎監督が描くゼロ戦を作った男
人間「船越二郎」を描いた作品。
その中で登場するジブリ飯「シベリア」。
この映画で初めて知りました。
「おじさん2つおくれ」
買ったシベリヤを子供に上げようとする二郎。
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女の子はその場を立ち去ります。
(自尊心を傷つけられたんですね。施しなど受けないと・・・)
一人でキョトンとする二郎のカットが入り(シュールです。)
持ち帰って食べる事に、、、
本庄「お前は、当然感謝されるだろうという気持ちでシベリアを女の子に差し出したんだろう」
二郎「そうかもしれない・・」
そこから、軍事費などの国家予算に言及されます。
でも、それだけじゃない。
そこが宮崎駿監督
二郎は映画全編に渡って女の子にはめっちゃ優しい。
(悪く言えば女好き)
映画冒頭のシーンで、飛行機を飛ばすカットがあるんですが女性しかいません。
さらに、初めて勤務先の軍事工場に行く時には上司の説明を一切聞かず、女工しか見ていません。。。
庵野秀明の演技でクールで知性的に映りますが、実は凄く人間味のある人物像として描かれています。
理屈抜きで、いじめっ子に立ち向かうシーンもあります。
話は逸れましたが、今日の朝食でシベリヤを食べる事になりました。
【スタジオジブリの食べのがいっぱいうより引用】※本書ではシベリヤと記載されています。
(シベリヤ)大学を卒業して、本庄とおなじ飛行機をつくる会社に入った二郎は、ある晩、シベリヤを買って帰りました。シベリヤはようかんや、あんこを、カステラで挟んだお菓子です。
では、早速シベリアを!(嫁がイオンで買ってきました。)
三角のじゃないですが、、、、
映画と同じ雰囲気で、羊羹がサンドされています。
一口食べると、、、、、、
めっちゃフワフワ~。
羊羹とカステラの相性もいいです!
この組み合わせ、西洋人も真っ青ですね!
実に優しいソフトな味わい。
珈琲よりも緑茶に合います。
映画を見て食べたいな~と思ってたんですが、、、
実に6年を経て食べる事ができました。
美味しかったよ!シベリア。