スタジオジブリ、宮崎駿監督作品。
「千と千尋の神隠し」映画評は誰かに任せます。
複雑すぎて私には語れません。
いつか、この映画の真意が分かるようになれば何か書き残してみたいですが、、、
それはさておき、今回書くのはその映画のエンディング曲「いつも何度でも」を作詞した覚和歌子さんの本です。
いつも何度でもで描かれる生死の境界線の曖昧、死ぬという事までも肯定的にとらえる言葉。
その全てが心に染みわたります。
「果てしなく道は続いて見えるけど、この両手は光を抱ける」
「生きている不思議、死んでゆく不思議」
「ゼロになるからだ充たされてゆけ」
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「ゼロになるからだ」この本は短編小説や詩などがで構成されています。
第1章 1節目は短編小説となっているんですが、思いもよらない展開。
この世界のあっけなさ、人の運命の必然性などを思わぬ語り口で伝えて来るんです。
大した考えも無く、流し読みするだけでも
グッと来ます。
感動とかそいうのではなく、しみじみと生死のことわりが伝わってきます。
お葬式とか行ったり知人が亡くって、生きる意味や死んじゃうって事を考える時ってあるじゃないですか。
この本は数多の織りなす人生を少しづつ見せてくれて、それらから自分の生き方を見つめる本なのだと思います。
間違いなく素晴らしいです!
日々に疲れちゃたときに目を通せば、ふっと気持ちを楽にしてくれると思います。