スチャダラパーとの出会いはセカンドアルバム、タワーリングナンセンス(1991年)
当時、田舎の高校生だった自分が出会う事ができたのはメジャー(エピックソニー)からリリースされたからこそです。
当時、洋楽のラップなどを聴いた事もなく始めてラップはスチャダラのオモロラップでした。
同作に収録されている「あんた誰?」という曲。
谷啓が登場しサンプリングされている「ガチョン」との掛け合い、斜に構えつつも痛いところをズバリと言うリリック。
全部が全部衝撃的でした。
フィクション大魔境
ある意味誰もが情報発信する今の時代を先取ってる!?
本当に言えない事って実在するから、全部フィクションにちゃえばいい?
洋楽のヒップホップを聴くのは後に、1992年にリリースされたNaughty by Natureの3rdアルバム「19 Naughty III」を買ってからのことです。
新宿のHMVでCDを山積みにして売ってて、なんとなく買いヒット曲「Hip Hop Hooray」を死ぬほどLOOPしました。
話を元に戻しますが、ヒップホップ文化など知らない田舎の高校生には衝撃的でした。
その頃、東京ではJRAPの黎明期でメジャーフォースなどヒップホップ系インディレーベルが台頭し初めていた頃だと思います。
そして渋谷系という音楽が徐々にストリートで注目されつつあった時期とも言えます。
フリッパーズギターと仲の良かったおにゃんこクラブの渡辺満里奈はスチャダラとも交流があったらしく、スチャダラの楽曲「ゲームボーイズ」のPVに出演していたりします。
フリッパーズギター解散説が色々と出ていた時、友人があんまり渡辺満里奈との恋愛説をいうもんだから当時はそう信じていました。
そんな、フリッパーズギターも解散し小沢健二がソロデビューしセカンドアルバに収録されたのが、「今夜はブギーバック」
そして、スチャダラのアルバムでそれを収録したのが「スチャダラ外伝」です。
B面の1に今夜のブギーバックを収録
他にも当時のHIPHOP界隈をリードしていたミュージシャンも多数参加しています。
B面の2は藤原ヒロシがブロデュース!
メジャーフォースと言えば1番に彼の名が浮かびます。
C-1にはスカパラが参加している。
豪華すぎる!
90年代のクラブで超盛り上がった曲はやっぱり、何だかんだいっても「今夜はブギーバック」だったと思います。