読んで時の如く、師走の忙しさで目を回していますが、、、
落ち着け!!(自分)
目を回さずにレコードを回せ!!!
という事で、久々にジブリまみれといってみましょう♪
童心にかえって落ち着いて、急がば回れだ!!
レコードをかける前に、注目してほしいのは、、、、、
『サツキとメイ』じゃない女の子・・・・
いったい誰?
実はとなりのトトロ、主人公一人の物語として制作されていました。
その名残が劇場ポスターに残っているのです。
同時上映された、高畑勲監督のほたるの墓。
この作品の尺が伸びてきたから、対抗意識で宮崎監督が尺を伸ばすために兄弟設定に変更したため、当初のポスターと実際の映画との相違が出ています。
『二人にしたら、尺が伸ばせる!!というアイデアで兄弟にした』
そんなとんでも理由で名作が誕生しました。
この2作品を上映にこぎつけた、鈴木プロデューサーも本当に凄い人です。
同時上映にした理由や配給会社や制作資金を出している会社を説得した方法も凄いですが、話が長くなるので、またそれは別の機会に記事にします。
B面は何故か「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」とう謎選曲。
確かに井上あずみのヒット曲でジブリではありますが、これじゃない感が拭えません。
時代を感じます(アイドル感・・・・。)
それでは、早速聴いていきましょう。
陽気なリズムでLOOPするトトロ、となりのトトロ♪
なんと、作詞は宮崎駿監督。
楽しさ全開で冒険がする躍動感が表現されています。
普通に聴いてると、ザ・アニソン的で単純にいいんですが・・・・。
どうしても気になる一節があります。
曲を通して物語をなぞっていますが、、、
『子供の時にだけあなたに訪れる不思議な出会い』
そうは、言ってもサツキとメイ以外にトトロやネコバスが見えていないとい現実。
『森の中に昔から住んでる』そうなので、他の子供達は・・・・。
カンタのおばあさんは、昔はまっくろクロスケが見えていたと言っていました。
当初のサツキにも見えていませんでしたが、途中で見えるようになる。
トトロが見えるためには、なにか発動条件があるんじゃないか?
前提条件としては、子供である事。
そして、強い好奇心と何事も信じられる幼さ。
メイには、これらが最初から揃っていたのでトトロが見えたんだと推察します。
サツキは幼さという部分では難しいですが、メイの話に感化されそれがトリガーとなって見えるようになったんじゃないかと想像します。
カンタやサツキの同級生達には年齢的に見えなくなってしまっているけど、忘れているだけで過去には見えてたんだと思います。
実際にあんなのが、みえりゃ楽しいでしょうね!(割と怖いけど・・・。)
そんな邪推をしている自分には、トトロは見えないですね!!