あと、数時間で2019年が終わろうとしています。
皆さんはどんな年でしたでしょうか?
幸せだったり、不幸だったり、笑ったり、泣いたりと人それぞれ色々な事があったんだろうと思いを馳せます。
色々とあった自分も誰かも、2020年の始まりが幸せである事を願って止みません。
2019年12月31日12:50
徳島市の空は、天気予報を見事に裏切り、雨模様の曇り空です。
全国時にも荒れ模様です。
昨日から、ずーーーーっとジブリ漬けになっています。
何タイトルか連続で見ています。
営業も終了した事務所にて、このブログを書いていますが書き終わったらまたジブリ三昧の予定です。
昨日は改めて「千と千尋の神隠し」をブルーレイで視聴!
家族であーこー言いつつ盛り上がってみました。
ここの演出意図はこうだとか、湯婆婆は何処に飛んでいったのか?とか、何故に湯屋でなく油屋なのか?とか
岡田斗司夫の解説ではこうだったとか、、、、
あまりにも作品を見すぎたせいで視聴ポイントが完全にズレています。
宮崎駿監督は、きっとこの視聴スタイルを怒るでしょう。
でも、そこで作品を独自解釈していくのも映画の視聴方法としはありだと思います。
視聴方法と解釈による2次創作!
スターウォーズのファンが勝手に作品世界を広げて2次創作して楽しんでるのと同じ状況です。
ジョージルーカスの凄さは、そういったファン作品を許容したとう点でもあるんですが、、、
「俺のスターウォーズで遊んでくれ!」
話が逸れてしまいました、、、
ジブリの話に戻します。
そんな、ジブリ映画全力視聴年末の中、印象に残った作品をひとつご紹介します。
「ジブリがいっぱいSPECIALショートショート1992-2016」というブルーレイが発売されてます。
これのディスクにはスタジオジブリが製作したテレビCMや音楽PV群が収録されています。
この作品群から、私の気持ちを鷲掴みにしては離さない作品がこちら。
「そらいろのたね」
日本テレビ開局40周年テレビスポットとして製作されました。
子供達なら誰でも知っている!?
グリとグラも登場します。
幼稚園児のゆうじが庭に撒いた「そらいろのたね」から家がニョキニョキ生えて来て、そのに子供や沢山の動物が集まってきます。
家は人数に合わせて、どんどん大きく育っています。
この描写がなんとも素晴らしいです。
絵本がそのまま、アニメーションしています!!
そして、原作自体が押しつけがましくなく変に教訓ぶってもいません。
年齢、性別、職業など関係なく誰もがすっと受け入れられ、なんとなく府に落ちる作品です。
YouTubeで「そらいろのたね」と検索すれば動画が出てきます。
そして、このタイトル「そらいろ」ですよ!
これ凄い言葉ですよね!!
絵本の作者(なかがわりえこ)さんの才能に脱帽です。
そらいろって、水色?白色?黒色?オレンジ色??
それは、天気や時間そして見ている人の心象によっても変化する色だと思います。
この言葉にこの物語の全てが凝縮されています。
実に素晴らしい言葉!!
最初に書いた2019年12月31日の12:50 徳島市のソラ色は写真では曇り空ですが、私にはハッピーな温かいソラ色に感じます!!
年の締めくくりに、このようなブログ記事を書けているに至った全ての事象に感謝です。
そして、スタジオジブリや宮崎駿監督、高畑勲監督、近藤喜文監督、宮崎吾朗監督(ジブリ美術館館長)の素晴らしきアニメ映画に感謝します。