【ジブリ劇場レビュー】風の谷のナウシカ 圧倒的スケール感に脱帽、王蟲デカイ!#一生に一度は、映画館でジブリを


6月26日(金曜日)より全国劇場公開がスタートした風の谷のナウシカ。
早速、イオンシネマのULTILAで観て来ました。
金曜日の10時回ではありましたが、結構席が埋まっていました。

壁面には、巨大ポスターが飾られてます。
「一生に一度は、映画館でジブリを」

ポスターを撮影している方も沢山いました。

では、早速劇場へ===3
(劇場入り口でサーモグラフィーチェックがあります。)

冒頭の巨神兵のシーン、、、、
火の7日間の解説テロップが流れ、大画面に巨神兵が映し出されます。
(じーーーーん)

はじめて、映画館で「風の谷のナウシカ」を観ました。
この後、その世界が圧倒的なスケールで繰り広げられていく事になります。

今回のレビューでは劇場で観て何が違ったかを主題に書いていこうと思います。
ストーリーには必要最低限しか触れません。

【音声について】
イオンシネマが誇るうULTIRAで、Vsound席での視聴とう事で凄く期待しましたが、残念ながらサンド効果はいまいちでした。
最上のリスニング環境で観ていますが、ソースは2chです。
2010年に発売されたブルーレイディスクの音声は日本語(2.0ch/リニアPCM)です。

2CHのソースをサラウンドシステムで多チャンネル化して出力しているという感じもありませんでしたので、フロントスピーカーのみ回してるんだと思います。
なので、低音の出が悪くVsoundのシートもほぼ活躍なしでした。
(ナウシカなら普通の席で十分だと思います。)
元のソースが2chなので、仕方ありませんね。

セリフや効果音、BGMも元のソースに依存しているので、少しバランスが悪いなと感じました。
これは、7.1ch以上の最新映画ばかり見ているので耳が肥えちゃったいうのもあるかもしれません。
もしかすると、劇場公開時の音場再現を狙っているのかもしれませんが、もう少し低音は欲しかったです。

良かった点は、クリアな音が聞けた事。
スピーカーやアンプ性能が高いだけあって、劇中で流れたナウシカレクイエム(らん・らん・らら・らんらんらん 久石譲の娘さんが歌う曲です。)これは凄かったです。
本人が横で歌っているような息づかいが聞こえるほどのリアルな音。
これには、鳥肌が立ちました。
音数が少ないシーンではURTILAの高性能アンプやスピーカーが威力を発揮します。

【映像について】
さすが、、、、、
素晴らしいです。
音場を補って余りある、圧倒的な映像美。
1984年に公開された作品とは思えません。

ブルーレイの仕様だと<圧縮方式>MPEG4 AVC <画面サイズ>16:9 ワイドスクリーン 1920×1080 FULL HD
フルHDでURTILAの巨大画面のソースになり得るのでしょうか?
別のソースなのでしょうか?
もしかして、1920×1080でこの高いクオリティを実現しているんでしょうか?
本作のブルーレイリマスターを担当した方がインタビューで答えていましたが、「アニメはある一定の解像度を超えれば、必要以上に解像度があっても認識できない、なので4KUHDのリリース予定がありません。」
これが功を奏していつのかもしれません。

とにもかくも、この映像スケールはテレビやホームシアターで体感する事は不可能です。
例え120インチのホームシアターでも無理だと思います。
それだけ、URTILAが圧倒的だという事です。

冒頭のナウシカが王蟲の抜け殻と出会うシーン。
ハッとしました。

実に崇高な巨大生物がそこにいる。
このカットに転じた瞬間の静寂、音が止まる劇場。
(音が流れていたかもしれませんが、私にはこのカットで音がシャットダウンされました。)
凄い!
いや、そんな言葉では言い表し得ない感動が、只々そこにありました。

<スタジオジブリ絵コンテカット集 風の谷のナウシカより引用>

劇場で見るとスケール感が圧倒的に違います。
スケールが大きいという意味ではなく、文字通りスケール感の違い。
つまり、サイズが解るという事です。

人間のサイズ、戦車のサイズ、風の谷の城のサイズ、風車のサイズ、王蟲のサイズ、メーヴェのサイズ、ガンシップのサイズ。

これら差が手に取るようにリアルに伝わってきます。
そして、それがアニメにリアリティを生み出します。

今まで強く意識する事はありませんでしたが「これは、戦争!」。
目の前で大戦争が起こっている。
爽快感のある空戦、蟲とのバトル、戦車戦、巨神兵、、、
「戦」が凝縮されていた事に改めて気づかされます。

一見すると人が自然(蟲)との争っているように見えますが、完全に人対人の戦いです。
蟲等々はバックグランド要素でしないように思えます。

そして、エンディング。
トルメキア軍クシャナとの和解のシーンやペジテのアスベルとの別れが微笑ましく描かれていますが、完全無欠のハッピーエンドでは無く、何処か暗い何かが胸に刺さります。

先でも述べたように、本作が自然(腐海)との対立軸を元に人の業(戦)を描いているからだと思います。
そして、その後も続く蟲や腐海との共生やまた起こるかもしれない、戦の暗示にも見えてしまうかもしれません。

ただ、救いが全くないという訳ではなく、ラストカットはナウシカが落ちた腐海の深部で小さな木がが芽吹いています。

これは、あくまでも私が見てそう感じただけです。
痛快冒険活劇で自然を大切にしようとい見方もありだと思います。

それは宮崎駿監督が観客に任せてくれている部分だと思います。

話が飛んでしまいましたが、ジブリ作品は映画館でみるべきです!
そのリアリティが圧倒的に違います。
ジブリ作品の全国劇場公開なんてもう無いかもしれません。
「全国」劇場公開で近所の映画館でジブリ作品が見られるなんて無いと思います。

この機会を見逃すのは本当に勿体ないので、気になるなら劇場に足を運ぶ事をオススメします。

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