毎年11月3日のレコードの日。
日本レコード協会(RIAJ)が1957年に制定しました。
レコードは文化という事で11月3日文化の日がレコードの日となしました。
レコードプレスメーカー、東洋化成が2015年から「レコードの日」企画を開催。
この日は沢山のアナログ盤がリリースされます。
2022年は11月3日と12月3日の2DAYS開催!!
筆者は12月実施分で無事に名盤(復刻版)を入手致しました。
アーティストは『愛し合ってるかい?』のLIVEパフォーマンスで音楽シーンを席巻した、忌野清志郎のバンドRCサクセションが1976年1月21日にリリースしたシングル(ep盤)。
実はこの曲を初めて聴いたのは、映画ai-ou(堤幸彦監督作)作中で大槻大槻ケンヂ(筋肉少女帯)がアカペラで歌った物でした。
映画の中での重要なシーンでこの楽曲が使われていました。
この映画が公開された1991年、筆者はRCサクセションを知らずに忌野清志郎の偉業を知るのは随分と後になってからです。
レコードはジャケットから既に神!!
オールドカーのラジオがなんと言えません。
そして、100%完全に復刻してある。
ポリドールのフォントも昔のまま。
注意書きも昔のまま。
まるで過去から届けられたレコードのようです。
レコードに針を落とすと。。。。。
ジュッて音の後に「カァーーーーーーーラジオから」とう忌野清志郎の独特な声が響きわたります。
静かに、静かに。。。。。。
そんな気持ちじゃないのに、、、、、
泪してしまう。
こんなにも泪もろくなってたとは年か!?
でも、若い時に聴いたのとは全然違う感動に襲われます。
それは、郷愁では無く、過去に思いをよせるでも無く、今や未来を思うでも無く。
何故かわかりませんが凄く静かに心がかき乱されいます。
こんな気持ちどう言えるだろう?
言葉が見つかりませんが、ブレスまで録音された圧倒的リアリティが全身に染みていきます。
強くて、痛くて、幸せで、未来に立ち向かって、酷くピュアで本当に素晴らしいレコードでした!!
ぜひ、今の若者達に聴いてもらいたい楽曲です。
(きっと好きになってくれると思います。)