【聴かないなんて人生を損してる!】ドナルドフェイゲン|ナイトフライ

音楽

もし、『今まで聞いた全ての音楽で一番洗練されてると思う曲は?』
そんな質問を受けるなら、秒で答えるアルバムがあります!!

ドナルドフェイゲンの1stアルバム『ナイトフライ』
あまりに完成させれたパーフェクトな演奏、アレンジ、オシャレすぎるジャケット!!
もう、完全無欠に神がかっています。

82年に発売のアルバム、93年にCDを購入し衝撃を受け後にその年に中古レコード店でアナログを発見し即購入しました。

このアルバムジャケット、あまりにもクール!!
飾っておきたいアルバムベスト3に入るし、かっこよさではNo.1です。
アルバムタイトル曲の『THE NIGHTFLY』はフェイゲンがラジオDJに扮しています。

いや、何度見てもクールです!!

帯にヴォイスオブスティーディダンと記載がありますが、私がフェイゲンの曲を聞いたのはこのアルバムが始めてでした。

スティーリー・ダンを知るのは後になって、小沢健二の曲「天使たちのシーン」での一節で「真夜中に流れるラジオからのスティーリー・ダン遠い街の物語話てる」の部分で初めてそのバンドを認識し、ドナルドフェイゲンとウォルター・ベッカーのバンドだという事を後に知りました。
そして、逆回転するレコードのようにスティーリー・ダンのアルバムを聴いていきました。

洗練された耳ざわりの良い大人エッセンスが満載の曲。
あまりにオシャレ!
夜の部屋で聴くのもいいし、ドライブで聴くのもいい!!
一人で聴くのもいいし、誰かと聴くのもいい!!
決して邪魔にならずに、只々居心地がいい都会的な音楽。

ビリージョエルのニューヨーク52番街みたいな都会的な雰囲気を持ちつつ、そこまで感情的でな無くAORを纏っているような曲です。
そして、全く隙の無い完成されたアレンジと完璧すぎる演奏!

あゝ素晴らしい!無限に聴ける!!
そして、フェイゲンが心酔していたのはジャズミュージシャン「セロリアスモンク」は
私が最も好きなジャズミュージシャンです。

歌詞がやばい!
収録曲のうち、いくつかは当時の世情について歌われています。

例えば、「I.G.Y.」は国際地球観測年のこと。
エネルギーは太陽光で賄われるとか、永遠の若さとか科学万能主義の時代を「なんて美しい世界なのだろう」と皮肉たっぷりに歌われています。

「ニュー・フロンティア」はその名の通り、ニューフロンティア政策のことが歌われています。ニューフロンティア政策の象徴は核シェルターで、父親たちが作った核シェルターで若者たちはパーティをしている。
つまり、そんなことにしか役に立たないと皮肉っています。

(ニューフロンティアは唯一MV作られました。)

超オシャレな曲と歌詞のギャップ!!!
これが、また本物なんですよね!!
ここで恋愛ソングだったら、まんまでしょ。

そいう意味でも全面的に素晴らしいアルバムです!!

さぁ!レスター・ナイトフライの選曲を楽しもう!
チャンネルは勿論、WJAZ。

 

 

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