3人のゴースト(クリスマスキャロル)、その1日は奇跡が起こるのか?

映画

あっという間に12月がスタートしました。
クリスマスイブまであと23日、大人になったあなたはクリスマスの奇跡を信じますか?

今回は、そんな大人になった子供達。
つまり僕達にぴったりなクリスマスの映画の紹介です。

映画「3人のゴースト」
主演はゴーストバスターズで一躍有名になたビル・マーレイ。
英文学のクリスマス・キャロルの現代版です。
原作は守銭奴のスクルージがクリスマスに過去、現在、未来を旅し改心するという物語です。

本作では、アメリカのテレビネットワークのCEOフランク(ビル・マーレイ)がクリスマスイブに3人のゴーストに出会い改心するというお話です。
(一行で書いてしまった)。

過去のゴースト(タクシードライバー)、現在のゴースト(妖精)、未来のゴースト(黒い男)
もっとも恐ろしいのは、未来のゴースト。
クリスマスキャロルも映画化やリメイクが行われている凄くいい作品ですが、私は現代という時代設定とビルマーレイのシニカルが相まったこの映画の方が好きです。

この映画は中学生くらいの時に見たと記憶しています。
当時、ゴーストバスターズが凄く好きで、ゴーストバスターズのピーター・ベンクマン博士役だったビル・マーレイが主演しているというだけの理由で見ました。
その頃はクリスマスキャロルの物語を知らなかったので、原作の持つ普遍的な面白さにあっという間に引き込まれました。

脇を固める俳優陣の名演技も素晴らしいです。

過去のゴーストとしてタクシードライバー役のデイヴィッド・ヨハンセンのユーモアのあるコミカルな演技は必見です。
軽快で吹き出したくなるやりとりも絶妙です。

現在のゴーストはキャロル・ケインが演じていますが、、
このハチャメチャ感が凄い!
ティンカーベールみたいで、妖精って感じです。(物語上はゴーストですが、衣装は完全に妖精)

そして、奔放さと共に深い優しさや思いやりを兼ね備えており、それが主人公の持つ現在の環境をより切なく感じさせます。

そして、、、、
ここからは、、、、、
ちょっとトラウマなのですが未来のゴースト。

火葬場のシーンが出てくるんですが、、、
それが、、、

自分が死んだ日の火葬場でのシーン。
私は、このシーンが凄く苦手です。

ですが、このシーンを無くしてこの映画は成立しないと思います。

2人のゴーストとの掛け合いを楽しみ、最後のゴーストにハッとさせられ、最後に至福のエンディングが訪れます。
そう、クリスマス最高の奇跡が訪れます。
大人にぴったりなクリスマスキャロル「3人のゴースト」クリスマス前にぜひ見てみて下さい。

 

タイトルとURLをコピーしました