前回の記事につづき、平成狸合戦ぽんぽこに登場する金長神社にいて書いています。
実は前回訪問時にやり残していた事があります。
・金長神社本宮の参拝
・金長神社の御朱印を貰う。
ここまで来て、これを行わずに終われない。
前回の記事はこちら
【金長神社本宮へ】
前も行こうと思ったんですよ、金長神社本宮へ。
でも間違えて、この写真のところに入ったが運のつき!
行けども、行けども、何もない、、、、、
けもの道が続いているのみ・・・・
ヤバい。
ガチでやばい。
下から見上げると上には平坦で歩道がるように見えますが、実際には「けもの道」が続いているだけ。
目標地点にたどり着いたら、また「けもの道」
結構、登っちゃったんだよんなー。
なんて、呑気な事を言ってる場合じゃない。
遭難するレベルじゃないか!!
なんとか、GoogleMapで生還。
本気で怖かった。。。
さすがに、この日は本宮への参拝を諦めました。
『何かめっちゃ来るなと言われてるような気になる』
という事で後日再訪しました。
『それでも、行く!!』
まずは、金長神社へ!
とりあえず、ノートにメッセージを残しました。
ちゃんと、撮影等をさせて貰えるように祈願。
金長神社から金長大明神までは徒歩で行く事に。
この道中が平成狸合戦ぽんぽこやトトロの情景。
里山が広がっています。
この田園風景に梅雨時期とは思えない乾いた爽やかな風が通り抜けていきます。
凄く気持ちがいい!!
初夏の日差しと水色のグラデーションが日々のストレスなどを抄って溶かしていってくれます。
背景に見える山は日峰山、阿波三峰の一つです。
頂上には、山から突き出てたかのように、日峰神社が鎮座しています。
この断崖絶壁のところに良くこのような構造物を立てたなと感心しつ初夏の風を愉しみながらあるくと、あっという間に目的が近づいてきます。
前回間違った祠より奥に100mくらいのところに、本宮への入口を発見!
あの苦労は何だっんだ?
こんなに近くにあったなんて。
それは、そうと新たなる疑問が湧いてくる展開。
金長神社本宮の入口は道の右にあるんですが、今歩いて来た道はそのまま直進できる。
いったい何処に通じているのか?
『すごく気になる』好奇心は止められない。
そうこうしていると後ろに人の気配を感じます。
道を上ってくる、おじさん。
すかさず、挨拶してこの道の先を聞きますと「日峰神社」との事。
「なるほどと納得」
おじさんは軽快に直進してく!!(めっちゃ早い)
私はそれを見送り、まずは目的地の金長神社本宮を目指しました。
(橋のある写真は日峰神社へと続く道)
それでは、参道を上りましょう。
碑石には『金長大明神』と刻まれています。
現実世界と一線を画す隔てられた世界、笹の揺れる音のみが聞こえてきます。
苔の蒸す美しい石階段を上っていくと嫌がおうにも空気感が変わっていくのを感じます。
途中、人の手が入っている事の安心感、竹ぼうきが落ちていました。
参道は落ち葉も少なかったので、管理をされている方がいるのだと思います。
(歩きやすかったです。)
そしてついに、たどり着きました。
念願の『金長神社 本宮』
そんなに険しい道のりではありませんが、前回の事があったので達成感が半端ありません。
とりあえず、知っていますが言われをチェック!
金長神社本宮
小松島市中田日峰神社の境内社として鎮座
昭和14年、信興キネマが金長をテーマにして阿波狸合戦の映画を製作上映したろころ明細を博したので、金長の霊を慰めるため当時の俳優たちが寄進して金長神社は創建された。
神舎本宮で芸能上達、商売繁盛、入学試験、交通安全に祈願して霊験あらたかである。
阿波狸奉賛会
【本殿】
画角の関係から撮影できませんでしたが、天井には大きな絵が施されています。
動画は天井を撮影する事ができまたので、ぜひそちらもチェックしてください。
【手水舎】
残念ながら、水は来ていませんでした。
しめ縄などは新しく丁寧に管理はされている模様。
巨石に供え物がありまた。
何らかの碑文に見えますが、文字を読み取る事は出来ませんでした。
スポットライトのような木漏れ日が非常に美しかったです。
周囲には、映画や神社の建立に携わった俳優さんの名前が刻まれいます。
※新興キネマは後の大映です。
静寂の中で響く鳥の鳴き声、時折サラサラと頭上から落ちてくる落ち葉、、、、
感覚が研ぎ澄まされて、落ち葉が落ちるのが何者かの気配のように感じます。
昔の人が、狸が変化する時に落ち葉を使うと物語を作った理由を身をもって体感しました。
お供えとお賽銭をしこの場を後にしました。
元の道まで階段を下りると、気になりだすのがこの道。
おじさんが、日峰神社に通じると言ってたここ。
小さくも立派な石橋が架けられています。
だいたい、昔からこういうのは世界の境界と相場が決まっています。
更に言うと橋はあの世とこの世の境界。
かの有名な陰陽師安倍晴明は一条戻り橋に式神を隠していたと伝承があります。
それでも、先を見たい!!
さっき進んでいった人もいるし、大丈夫でしょ。
ここは、境界を越えて前進あるのみ!
「ここにも橋発見!」
これは、経年劣化による危険度が高そうです。
こういう感じ何処かで見た事があると思ったら。
『もののけ姫』で木霊(こだま)がいた森そのもの。
とにかく深緑!!新緑、オールグリーン。
湧き水が近くにあるんでしょう。
水量は少ないですが、確かに水が流れています。
歩けども、歩けども行きつかない。
二の舞。。。。
これ以上、登るのは本当に前回の二の舞、、、
諦めました、、、、
本当に日峰神社に行く事ができるのか?
もしかして、さっきのおじさん、、、、、
まさか、狸のいたずらで騙されたのか!?
ミステリー体験なのか、、、、
登るのより下りるのは大変です。
脳裏をかすめるあの歌♪『行はよいよい、帰りは怖い』、、、、って超怖っ!!
そして、『ほにゃらら・・・・』
なんか、人の声がした!!
何、、、、何、、、、これ、、、、、、、
周囲を見渡すも完全な静寂。
fさj子gjhdふぁjshblじhぽ;
あsdfgじゃdそいお
そうこうするうち、先ほど頂上に上っていった、おじさんが下りてきました。
このおじさんが、遠くで何か言った声が聞こえてきた模様。
びっくりするわ(小心者の叫び)。
私『頂上遠くないですか?自分も登ってたんですが諦めました。』
おじさん『20分もかからんでよ』
割といい頂上に所まで歩いてたのかもしれません。
後で調べるとルートマップもネットに転がっていました。
「YAMAP金長神社-日峰神社-芝山-日峰山 周回コース」
https://yamap.com/model-courses/16667
想定以上に色々ありましたが、自然とパワースポットを堪能できました。
終わり良ければ全て良し!
ドロン。