南沖洲の住宅街にひっそりと佇む小さな広場。
あまりにも街並みに溶け込んでいるので、気づかず通りすぎそうになります。
一見、ミニ公園みたいな雰囲気ですが、一角に祠があります。
阿波の狸 奉賛会 立札より
番屋の八兵衛大明神
藩政時代、今の南沖洲の沖洲川沿いの部分に水軍関係の番小屋があり、その近くの石垣の穴に住んでいたので、「番屋の八兵衛」と呼ばれていた。
元浦の松原の松のてっぺんに、夜に新町川に入ってくる船のために明かりを灯した。
とんぼ返りで一回転し、辺りを一面の花畑にする術も持っていた。
また、外の狸の面倒もよく見る、よい狸であった。
地域社会や友達を大切にする心を育ててくれるという。
広場には滑り台や鉄棒などの遊具もあります。