andymoriのアナログ盤のリリースが開始されて数カ月。
ついに4THアルバム「光」が発売されました。
それまでのアルバムとは異なり落ち着いた曲が収録されています。
一回り大きくなったバンドの成熟期前の混沌と静寂が入り混じるレコードです。
通して聴いてみると凄く物悲しい。
切なさが全開なのです。
繰り返して聞けば聞くほど深い、深海にゆっくり沈んでいく感じがします。
僕らの日常のモヤモヤを綺麗に消化して、洗い流してくれる絶妙な詩世界とサウンド感。
実直なボーカルが実に魅力的な1枚です。
「昨日感じたぱっとしないイライラ」
「いつだったか感じた憤り」
「やっかいな出来事」
そんな全部をすっきりと洗い流してくれる音楽でした。
『そんなのどうでもいいや、たいした事でなないのだ』
素晴らしく優しくて、無制限に許してくれるレコード。
最高に素晴らしい!!
特に大好きな曲です。
「シンガー」
自分も少し物を書く人間ですが、この曲を聴くと自分もちゃん書かなければと思います。
『そうだ!書かなけば』と奮い立てます。
彼らが僕の言いたい事を歌ってくているのだから!
「愛してやまい音楽を」
大好きな音楽が無ければ、きっと今頃生きていなかったかもしれない。
本当に何回も何回も音楽に救われました。
音楽の素晴らしさを、シンプルに歌ってくれている楽曲。
全5作品、アナログ盤のリリースが開始されて遂にアルバム4枚目となりました。
あと1作、ラストアルバムを心待ちにしています