ずっと欲しかった本が再販されたので、すぐさま購入！
ジブリの立体建造物展 図録〈復刻版〉
定価2,970円
筆者はポイントが沢山つくタワーレコードで購入。
記載の通り、「ジブリの立体建造物展」の展示会場で販売された公式図録が復刻版として一般販売となりました。
大きな図版と宮崎駿監督のインタビューや解説と充実した内容。
これで2,980円は破格だと思います。
いきなり感動するのが表紙＆裏表紙。
紙の質感が凄くいい！！
ケント紙みたいな手触りの用紙に精度の高い印刷。
さらに、折り返しを開けば巨大な油屋が現れます。
裏表紙はサツキとメイの家が見開きになる仕様。
復刻版のクレジット入りですが、、
良くこの書籍を再販してくれたと思います。
素晴らし！！
これらの構造物の一つ一つに設計思想があり、そこで暮らす人を息づかいが感じる事が出来るようになっている事。
ただ、美しい景色を描くのでは無く、建物を通して生活を描くという事への拘り。
それは、時代考証を元にセットを作るドラマや映画と同じ構造であり、アニメ表現で現実以上のリアルな没入感というエッセンスを加味したジブリ流がしっかりと根付いてました。
随分前に、特命リサーチ200Xという情報番組が日本テレビで放送されていました。
色々な事象を科学的な切り口で解明するという趣向の番組で非常に面白い物でした。
その、番組で放映された神回【宮崎駿アニメ人気の秘密】
これが、実に良く出来ており宮崎作品を科学的に解析していくエピソードとなっています。
大塚康夫氏や鈴木敏夫氏のインタビュー、ふんだんに使用された映画のカットなど、日本テレビとジブリの関係があったからそこ成立した放送回。
もう、二度とオンエアされないと思いますが、、、あれ。
