いいお部屋を見つけたい!
そこで、重要になってくるのが訪問した不動産会社の担当者のヒアリング力。
いかに、あなたの必要とするものを聞来出してくれて、それに適した物件を紹介するかです。
※担当者の提案力や物件知見数などもスキルも必要ですが、、、
不動産会社からの良い提案を大幅にアップしてくれるのが、次の3つです。
そこさえ、しっかり伝えれば、いい住まいを提案される確率が数段あがります。
不動産会社に行く前に、次の三つの「何故?」を整理して行って下さい。 そして、担当者にそれを伝えて下さい。
(1)何故、引っ越しをするのか?
(2)何故、その場所で暮らしたいのか?
(3)何故、その家賃が希望予算なのか?
この3つの項目を整理し伝えれば、後の事(必要な駐車場台数や設備)などは担当者があなたに質問するはずです。
それでは項目別に「何故?」を解説します。
(1)何故、引っ越しをするのか?
え?そこ?と思うかも知れませんが、これが一番重要な事です。
進学・就職・転勤・転職・同性・結婚等、引っ越す理由は様々ですが、あなたは何故引っ越しますか?
例えば、進学なら学校の近くで暮らしたいと考え、通学何分以内というのが希望の場所に繋がると思います。
転勤で家族でお引越しをされる場合は、通勤距離と共に子供の小学校区など周辺の環境を合わせてこの街で暮らそうと決まると思います。
今暮らしている住まいに不満がある場合は、その解消が引っ越しの理由になると思います。
例えば、騒音問題で遮音性の良い住まいに引っ越したいとなれば、鉄筋コンクリート造など構造を優先するようになります。
また、家族の変化により広さが必要にうなった場合は、3LDKタイプは最低必要とい広さを優先るすようになると思います。
その理由をしっかり整理すれば、おのずと必要な広さ・場所が決まります。
何故「引っ越し=住まいを探しているのか?」を、担当者に上手く伝えれば良い住まいの提案に繋がます。
あなたが、理由を話した時に真剣に聞いてくれない担当者なら、良い部屋を紹介してくれる確率はグンと下がります。
それは、「良い部屋」の基準は人それぞれで、あなたの良い部屋の基準をしっかり理解出来ていなければ、
あなたにとっての良い部屋が紹介しようがないからです。
部屋探しの理由をしっかり聞いてくれない担当者に当たってしまったら、別の不動産会社を探しましょう。
その方が労せずあなたの「最良」が見つかると思います。
(2)何故、その場所で暮らしたいのか?
何故、引っ越しをするのから派生す部分にもなりますが、暮らしたい街を決めた理由を明確にしておきましょう。
良くある例をお伝えします。
結婚で部屋を探されるお客様に多いのが、二人の実家からの中間くらの所やお互いの通勤を考慮して探す場合が多いでしょう。
また、進学や単身でのお引越しの場合は通勤通学距離が何より重視されると思います。
小学校への進学の場合は、学校区=学校選びに直結する場合がほとんどですので、通わせたい学校区内で探す事になるでしょう。
(小学校選びには、保育園の友達がこの学校に多く行くという場合や学校自体の評価などが理由になる場合も多いです)
その街に愛着があり、そこで暮らしたいという場合もあります。
その場所で暮らしたい理由をしっかり担当者に伝えて下さい。
この時、ここは嫌という場所があれば同時に伝えましょう。
(3)何故、その家賃が希望予算なのか?
安くていい部屋を探したいというのは、部屋を探す方共通の希望です。
そこで、少しで良い部屋を見つけようとウェブサイトで情報収集する思います。
すると、なんとなく相場感が分かり希望の家賃が定まってきます。
それでは、何故その家賃が希望の家賃になったのでしょうか?
(自分で相場を把握して)
「広さと安さ重視で建築年数は古くても良いという条件で探すとその家賃が相場だったから」
「築年数は新し目で設備重視で探すとその家賃が相場だったから」
「何よりも、場所を優先して探してみた結果」
(あまり相場感がない場合)
「今の家賃より安くて広い所に引っ越しをしたい、物件は古くてもいいと考えて」
「今のグレードを維持しつつ、広い物件で暮らしたい。家賃は今より10,000円くらい上がってもいい」
何故、その家賃が希望なのか?をしっかり整理しておくと部屋探しの時の指針になります。
また、その理由をしっかり不動産会社の担当者に伝えて下さい。
あなたの意図を反映した物件を紹介して貰えるはずです。
不動産会社の担当者が次の二つを判断する基準になります。
「家賃を押さえたいので、家賃を重視する度合いが高いか?」
「物件のクオリティ重視で少々家賃が上がっても良い方を選ぶか?」
また、その他の情報も複合的に判断して物件が提案されるはずです。
以上の3つの点を担当者にしっかり伝える事によって、あなたにとっての良い住まいが提案される確率がグンと上がりますので、ぜひ不動産会社に訪問した際は、あなたの事をしっかり伝えて下さい。