宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』に合わせて、7月の金曜ロードショーは
3週連続ジブリ作品hを放送!!
ジブリ・ジブリ・ジブリな夏となります。
【風の谷のナウシカ】
2023年7月7日(金曜日)
21:00〜23:24分放送※30分拡大版
【コクリコ坂から】
2023年7月14日(金曜日)
21:00〜22:54放送
【もののけ姫】
2023年7月21日(金曜日)
21:00〜23:44分※50分拡大版
そして、フライデーおじさんが復活するそうです!!
このフライデーおじさん、1997年に『もののけ姫』を制作中お宮崎駿監督が生み出したキャラクターです。
そして、映像化したのは、「耳をすませば」の近藤喜文監督。
近藤喜文監督は後のジブリの後継者とも目されましたが、残念ながら47歳という若さで亡くなりました。
このスケッチ’(画文)を見て、私はたまらなく、近藤監督の大ファンになっちゃいました。
全ての季節と人の営みが、凄く自然にとめどもなく優しいタッチで描かれています。
宮崎駿監督の新作が劇場公開されるし、本当に2023年はジブリの夏!
これぞ、日本が誇る夏がやってきます。
そして、筆者が運営する不動産会社『カエルーム』の店頭もジブリ祭り!!
金曜ロードショーに合わせて、ポスターを設置しました。
(左)第1弾ポスター(右)第三弾ポスター
左の第一弾は制作時期の関係でしょうか?
アニメには登場してないキャラクターが描かれています。
それは、土鬼(ドルク)の族長、大僧正。
アニメでは、その役目をナウシカの祖母(婆様)がになっています。
レイアウトは圧倒的に第三弾ポスターがいいです。
第一弾作成時は物語が完成してなかったんじゃないかと思います。
登場予定のキャラクターを並べただけのように見えます。
それに比べて、第三代はストーリー性がありレイアウトが洗練されています。
実際に当時の広告でも第三弾のイラストを使用した物が圧倒的に多いようです。
まさかの、宮崎駿監督作品「名探偵ホームズ」と同時上映。
超豪華ラインナップ、ある意味すごい時代です。
【出典】
ナウシカの「新聞広告」って見たことありますか。
ジブリの新聞広告18年史
スタジオジブリ責任編集より
火の七日間(世界最終戦争)
巨神兵は本当に巨大!?(高層ビル3つ分の高さに相当します。)
科学文明の時代の終わりから、物語は始まります。
そして、腐海の謎をめぐる物語は、深淵に向かって進んでいきます。
実に素晴らしいアニメで、宮崎駿監督作品としては初期作だけあって非常にわかりやすい物語のプロットになっています。
子供が見ても充分楽しめる内容です。
ぜひ、金曜ロードショーを子供達といっしょに見て欲しいです!
そして、大人に見て欲しい!!
漫画「風の谷のナウシカ」全7巻
アニメになっているのは2巻くらいまで、物語としては無理やり完結されています。
エンディングのナウシカが王蟲の群れに身をなげて、蟲といたわりあうという下り。
漫画には無く、、、、
結構強引に捻り出されたそうです。
漫画では、戦争、宗教、生、死、自然、地球、、、、
あまりに多くの世界が詰めこまれています。
「持続可能な世界」とか、この世界をコントールするなんて思考自体が「生」について、
おこがましいんじゃと思っちゃいました。
あまりに衝撃的なラストは、読者に解釈の自由も与えてくれる素晴らしい物です。
本当に、この漫画を手にしない人生は勿体ないと思います。
チベット仏教には「死者の書」(バルドトドル)とう書物があります。
それは、輪廻を解く教義で死者のガイドブックとなっています。
欧米のカウンターカルチャー、ヒッピームーブメントで注目され心理学者ユングにも支持された書物です。
チベット仏教は輪廻を説いているので、このように死者のガイドブックがあります。
※残念ですが、私は輪廻とか信じられない派です。
でもその死生観に惹きつけられてしまう。
漫画版ナウシカもある種そういう魅力を持った本だと思います。
常に死を意識させられ、それが故に生きる事を考える。
そして、あまりにも鮮烈な結末に心が揺れ続ける、実に素晴らしい漫画です!
未読の方は本当に手に取って読んでみて欲しいです。