空き家の悩み、まとめて専門家に。徳島市の無料「空き家相談会」、申込みは11月16日から

家族が専門家に空き家の相談をしているイラストと「空き家の悩み、まとめて専門家に。」の文字 不動産調査

「親が住んでいた家、このままでいいのかな」
「売る? 貸す? それとも壊す?」
「そもそも、誰に相談したらいいんだろう……」

空き家のお悩みって、ひとつに見えて、じつはいろんな問題がからまっていることが多いんです。
相続のことは司法書士さん、境界のことは土地家屋調査士さん、売る・貸すなら不動産屋、壊すなら解体業者さん。
相談先がばらばらで、どこから手をつけたらいいのか迷ってしまいますよね。

そんな方にぴったりの機会があります。
徳島市の「空き家相談会」。
いろんな分野の専門家に、無料で、まとめて相談できる日です。

先に、ポイントだけ

  • 日時は2027年1月19日(火)・20日(水)の13時〜17時。1組30分です
  • 相続・境界・売却・賃貸・活用・解体・管理などを、最大3人の専門家にまとめて相談できます
  • 相談料は無料。先着12組です
  • 申込みは2026年11月16日(月)〜30日(月)。持参か郵送で申し込みます

「空き家相談会」って、どんなもの?

徳島市が主催する、空き家の持ち主や管理している人のための相談会です。
空き家にくわしい専門団体から相談員が来て、ひとつのテーブルで相談にのってくれます。

日時 2027年1月19日(火)・20日(水)13:00〜17:00
相談時間 1組30分
会場 徳島市役所 本館4階 401会議室(徳島市幸町2丁目5番地)
相談料 無料
定員 12組(先着順)
申込み 2026年11月16日(月)〜30日(月)/持参か郵送

会場の駐車場はかぎられているので、できるだけバスや電車で来てくださいね、とのことです。

出典:徳島市「『徳島市空き家相談会』について」(チラシ・申込書を含む)

対象になるのは、こんな方

  • 徳島市内に、空き家などを持っている方・管理している方(優先)
  • 徳島県内に、空き家などを持っている・管理している徳島市民の方(市内の方で空きがあれば受付)

ここでうれしいのが、「今後、空き家になるかもしれない」建物も対象になっていること。
「親がひとりで住んでいて、この先が心配」
そんな、まだ空き家になる前の段階でも相談できます。

申込書には、所有者が「申込者以外」という欄もあります。
たとえば、親の名義の実家について、子どもが申し込む、ということもできそうです。
同行する人の欄もあるので、ご家族いっしょに参加できます。

こんなことが相談できます

チラシには、こんなお悩みが並んでいました。

  • 空き家の相続手続きは、どうしたらいいの?
  • 敷地の境界確認は、どうしたらいいの?
  • 空き家を貸したい、売りたいけど、どうしたらいいの?
  • 空き家を改修して、活用することはできないかな?
  • 解体には、どのくらいの費用がかかるの?
  • 空き家の管理は、どのようにしたらいいの?

申込書では、相談したいことを次の12項目から最大3つまで選びます。

相続手続/相続人調査/登記/境界確定/測量/売却/賃貸/利活用/改修/解体/維持管理/その他

選んだ内容にあわせて、1組につき最大3人の専門家が相談にのってくれます。

相談員を出すのは、8つの専門団体

相談員を出す団体(予定)は、こちらです。

分野 団体
相続・登記 徳島県司法書士会
境界・測量・建物の登記 徳島県土地家屋調査士会
売却・賃貸・活用 (公社)全日本不動産協会 徳島県本部
売却・賃貸・活用 (公社)徳島県宅地建物取引業協会
解体 (協)徳島県解体工事業協会
改修など 徳島県建設業協会 徳島支部
見回り・草刈りなどの管理 (公社)徳島市シルバー人材センター
建物・リフォーム (公社)徳島県建築士会

わたしたち徳島県宅地建物取引業協会(徳島宅建)も、相談員を出す団体のひとつです。

徳島市は、これらの団体と「空家等対策の推進に関する協定」を結んでいます。
2023年12月に司法書士会など5団体と、2024年7月に宅建協会と建設業協会徳島支部と締結しました。
市と専門団体が手をつないで、空き家の問題に取り組んでいるんです。

出典:徳島市「徳島市における空家等対策の推進に関する協定を締結しました」

申込みのしかた

  1. 申込書を手に入れる
    徳島市のホームページからダウンロードできます。住宅課や、お近くのコミュニティセンター・支所にある「空き家相談会チラシ」の裏面も申込書になっています
  2. 申込書に書く
    申込者のこと、空き家の場所と今の状態、所有者、相談したいこと(最大3つ)と、その中身
  3. 11月16日(月)〜30日(月)に提出する
    持参:徳島市役所 本館4階 住宅課(土日祝をのぞく8時30分〜17時)
    郵送:〒770-8571 徳島市幸町2丁目5番地 徳島市 住宅課 空き家対策係(消印有効)

気をつけたいこと

  • 期間の外の申込みは受け付けてもらえません
  • 先着12組。定員になったら、締切の前でも受付終了です(市のホームページでお知らせされます)
  • 相談の時間帯の希望は聞いてもらえません

先着順なので、気になる方は11月16日の受付開始に合わせて準備しておくと安心です。

30分を、ぎゅっと実りある時間にするために

30分って、話しはじめると本当にあっという間です。
ここからは、不動産屋として「これがあると話が早いな」と思う準備をまとめてみました。

持っていきたいもの

  • 土地・建物の登記簿(登記事項証明書。法務局で取れます)
  • 建物の図面(間取り図など、あれば)
  • 写真(外観、室内、傷んでいるところ)

この3つは、市からも「できるだけ持ってきてください」とお願いされているものです。

わたしからは、あと2つ。

  • 固定資産税の納税通知書
    土地や建物の所在や、評価額の目安がわかります
  • 家族の「こうしたい」のメモ
    残したい? 手放したい? 決まっていなくても、家族それぞれの気持ちを書き出しておくと、相談がぐっと具体的になります

話すことは、3つにしぼる

相談できる専門家は、最大3人。申込書で選べる相談内容も、最大3つです。
「いちばん困っていること」から順番に、3つまでにしぼっておきましょう。

たとえば、こんな組み合わせです。

  • 「相続がまだ」「売りたい」「解体するといくら?」
    → 司法書士・不動産・解体
  • 「境界がわからない」「貸したい」「草が伸びて困っている」
    → 土地家屋調査士・不動産・管理

聞きたいことは、紙に書いて持っていく

いつから空き家なのか、誰の名義なのか、家族はどう考えているのか。
状況を時系列でメモしておくと、専門家もすぐに全体をつかめます。

12月22日は、わたしが相談員です

じつは徳島市には、空き家相談会とは別に、市役所でひらかれている「市民相談」もあります。
その中の不動産相談では、宅地建物取引士が、不動産全般の相談にのっています。

日時 毎月第2木曜日 10時〜12時/毎月第4火曜日 13時〜16時
相談員 宅地建物取引士
予約 いりません(混みぐあいによっては、お待ちいただいたり、受けられなかったりすることがあります)
相談時間 原則ひとり30分以内
相談料 無料
問い合わせ 徳島市 市民生活相談課 市民相談担当(電話 088-621-5200・5129)

そして、12月22日(火)13時〜16時の不動産相談では、わたしが相談員をつとめます。

空き家相談会は先着12組です。
申込みに間に合わなかった方、1月まで待てない方、「まずは不動産のことだけ聞いてみたい」という方は、こちらもぜひ使ってみてください。
相談したいことのメモと、登記簿や写真などの資料があると、30分でもぐっと話が進みます。

市役所でお会いできたら、うれしいです。

出典:徳島市「暮らしの相談」

相談会のあとに、考えたいこと

相談会で方向性が見えてきたら、次の一歩です。

相談会の日まで待てない方は、徳島市の住宅課 空き家対策係に連絡するか、協定を結んでいる各団体に直接相談することもできます。

相談会の申込書や最新の受付状況は、徳島市のホームページで確認できます。

徳島市「空き家相談会」のページを見る →

さいごに

恋の悩みは、友だちに聞いてもらうと、ちょっと軽くなりますよね。

空き家の悩みも、きっと同じ。
ひとりで抱えこまずに、まずは話してみる。
それだけで、からまっていた糸が、少しずつほどけていくことがあります。

1月の相談会が、あなたの家の「これから」を考えるきっかけになりますように。

制度・参考資料について

この記事は、2026年11月7日時点で徳島市が公表している内容をもとにまとめています。最新の情報や受付状況は、必ず徳島市のホームページで確認してください。

申込み・問い合わせ:徳島市 都市建設部 住宅課 空き家対策係(電話 088-621-5288/FAX 088-621-5273)

市民相談(不動産相談)が祝日や年末年始と重なる日は、市民生活相談課に確認してください。

出典:徳島市「『徳島市空き家相談会』について」

出典:徳島市「徳島市における空家等対策の推進に関する協定を締結しました」

出典:徳島市「暮らしの相談」

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