新型コロナウィルス感染6件目が報じられた徳島県。
コロナウィルスでの住まい探しへの影響が出ているのでしょか?
飲食店などが大きな影響を受ける中、一般の方は不動産業へあまり影響が出てないと想像されている方が多いです。
特に徳島県では、感染報告が少なかった事からそう考えるのが自然かもしれません。
ですが、そうではありません。
実際には、5月~6月での転勤などのお客様が大幅に減っています。
緊急事態宣言以降、県を跨いだ移動が自粛されていた事もあって、企業や官公庁の人事異動を押さえていました。
6月現在は、緊急事態宣言も解除され国家公務員の移動が始まったり、県外企業のお客様よりの問い合わせも増え始まています。
【出展:「不動産業界における新型コロナウイルスの影響とテレワーク状況に関するアンケート調査」
https://wealth-park.com/ja/news/2020040901_telework_survey/
※アンケート実施期間:2020年4月1日(水)~4月3日(金)
【今の徳島の賃貸市況は?】
では、今部屋を探す方にとって市況はどうなのか?
というと、、、、
ズバリ!!!
新築物件は空前の狙い目となっています。
春完成予定の新築物件の竣工がズレたせいで、見込んでいた入居付けが出来なかった部屋が次々に条件を下げて募集され始めています。
6月に当店で仲介させて頂いた大手住宅メーカーの物件も今までに新築物件では1度もなかった礼金減額が適用されました♪
また、新築ながら賃料を値下げして募集するケースも出ています。
つまり、春完成予定だった物件の空室がある程度埋まるまで、新築物件狙いの方には絶好のチャンスが来ています。
また、家賃の安い物件へのお問合せ増えています。
以前より中間グレードの物件は厳しくなっていましたが、そういった物件は今後より厳しさを増していく思われます。
【今後の住まい探しは変わるのか?】
これは、確実に変わっていくと思われます。
新型コロナウィルスの影響で思いもよらず、不動産業界のIT化が急加速しているからです。
結論を言えば、「住まいを探す人は、場所を選ばずより効率的に住まいが探せるようになります」
5月以降、不動産業界誌「賃貸住宅新聞」では不動産のオンラインサービスの話題が紙面の大部分を占めています。
それは、不動産会社の関心が非常に高い事を表しています。
【出展:「不動産業界における新型コロナウイルスの影響とテレワーク状況に関するアンケート調査」
現在「来店ゼロ」契約を目指す取り組みが、都会を中心に全国で始まっています。
(動画配信・スマートロック利用のセルフ内見・ビデオ通話内見・Youtube内見・IT重説・オンライン申込)
様々な取り組みのなかで、サービスの利便性が実証改善されイノベーションに繋がっていくと思われます。
そう、不動産会社は新型コロナウィルスの第二波に備えた準備を着々と進めています。
部屋を探すあなたはの現地を見たいというニーズ、しっかりと専門家に相談したいとうニーズを来店不要で満たすサービスが現在進行で続々とリリースされているのです。
【今後、部屋探しが便利になる・なり始めている事】
(来店の手間や時間が節減される)
オンライン接客ズームなどで丁寧なヒアリングが店頭に行くのと変わらずに行ってもらえるようになります。その場で空室確認をして貰ったり、物件情報をPDFなどのデータを即送って貰えるようになります。
(動画やVRツアーの拡充)
・気になる物件のVRツアーの依頼を不動産会社に頼めるようになったり、あなた専用のYouTube動画で部屋のコンセントの位置や照明の位置なども撮影して貰えるようになる。
・オンラインでビデオチャットをしながら現地を見学できる。
(重要事項説明の軽減)
これは、以前から実施されているオンラインの重要事項説明(IT重説)この利用率が2月末以降大幅に増えています。不動産物件を仲介で契約する場合は対面での重要事項説明が義務づけられています。
これには、再来店の手間がかかっていました。
そういった手間を軽減できるビデオチャットを利用した重要事項説明(IT重説)は今後、業界のスタンダードになると思います。
IT化が遅れていた不動産業界に、思いもよらないところから新風が吹き込まれました。
部屋を探すあなたには益々良い住まいと出会う機会が増えていくと思われます!
2020年!お部屋探しはもっと自由に楽しく進化していきそうです。